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吉田徹氏(政治学者)
「政治家が身を正さないから私たちも政治を信頼しないというのであれば、政治という、共同体の行方を決める協働は猜疑心に満ちて、民主政治は窒息していくことになる。その代わりに跋扈するのは、すべてを市場に任せ、グローバル化に乗り遅れるべきではないと吹聴する「政策新人類」の類か、既得権益は例外なく潰すべしとして、政治そのものを棄却するポピュリストの何れかである」
Andrew DeWit(経済学者)
「エネルギーおよび環境政策は特定の利益ではなく国益に基づいてなされるべきであり、日本はエネルギー効率の改善や省エネそして再生エネルギーの利用により現状に適応しつつある。・・・よって、人々の安全性への懸念にもかかわらず原子炉を再稼働することは民主的でないばかりか、低コスト・低二酸化炭素排出技術を早急に開発、利用しようとする企業のインセンティブを減ずる愚かな政策だ。省エネと再生可能エネルギーは原子力に代わり、日本国内に活気ある環境関連市場を育て、競争相手に対してリードを広げる機会をもたらす。グリーンビジネスの好機を逃してはならない」
中條寿子(ジャーナリスト・小悪魔ageha編集長)
「女のコは「束縛する男はイヤ」と言いながら束縛を求めます。束縛する男はイヤだけど束縛しない男はもっとイヤですよね。ホストの営業のひとつに「束縛営業」がありますが、束縛することによって愛情を表現し、束縛するという演出をして女のコを喜ばせてくれます。・・・女はいつの時代も変わらずに、強く縛ってくれるものに自分を変えられたいのです。」
五百籏頭 真(元防衛大学校長)
「軍人は国民によって選ばれた政府の判断に従って行動することが求められる。
旧軍が、自己愛に満ちて独善に陥り、国際的視野を見失った結果が大きな犠牲を払った敗戦だった」
「制服組が健全な歴史観を持つことはきわめて重要で現代社会へのもやもやした不満が、日本は悪くなかった、という主張に結び付く風潮は危険」