2/24


今日は、岡山日帰りでした(~_~;)

車での移動にも岡山まで150kmとか慣れてしまっていますねえ。

半日あれば、西日本はほぼ移動できるんだということが当たり前のことなのかもしれませんが体感しているところです(~_~;)


大河原 住友商事総合研究所所長のコラムから。


・英国エコノミスト誌によれば、「21世紀の戦いは資本主義対社会主義ではなく、異なる資本主義間の戦いになる」としている

・現時点で、金融資本主義の行き過ぎの反動で、世界経済が混乱しているが、中国をはじめとする「国家資本主義国」では政策対応の速さなどで優位に立っている状況

・資本主義を前提としつつ経済の本来の目的である「経世済民」=世を経め、民を済う 資本主義の進化したモデルを構築する知恵が今こそ問われている


と氏は主張しています。


国家社会主義は、前世紀にほぼ崩壊した、とされているけれども、

これからは、「民主主義+資本主義を前提としつつも、経済の本来の目的である「経世済民」=世を経め、民を済う 資本主義の進化したモデルを構築する知恵が今こそ問われている」

のではないでしょうかねえ。


でも、経済予測本を読んでいる限りは、


世界は国家資本主義の方向にならざるを得ないのではないか、


のが正直な感想です。


金融資本主義が実体経済とかけ離れた状態で破綻をきたし、

資本主義を標榜する日米欧らの先進国の多くが厳しい国家財政の状況に置かれているし、

その原因は国民のサービスである社会福祉制度を維持するための慢性的な財政赤字であり、サービスの維持を求めている「多数派の民意を尊重する民主主義」に対する政治のあり方でもあるのだから。


それを解決するには、あるいはその混乱を最小限にするには、民意を慎重に量りながらもある程度の強制力を国家が発揮して国際的な経済の混乱を収拾せざるを得ないのではないか、と考えると恐ろしい気がします。