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そろそろ新年会終わり、と思ったら本日入れてあと3回残ってました。
政府系金融機関の新年会。
その講演会「平成24年の経済見通し」の要旨。
・欧州債務問題は尾を引く。欧州の主要国(仏・独)がPIIGS(ギリシャ・アイルランド・ポルトガル・スペイン・イタリア)の債権者で、新興国の債権者である構造から。
・日本経済は震災復興需要は景気を下支えし、外需による輸出の伸びで2.2%成長の見込み(政府・日銀も同様の見方)
・米国は2.3%中国8.8%EU0.3%成長の予測
・為替は79~80円/$で収まるのではないか
・日本国債は日本人が93%を保有しており、銀行の預貸ギャップ(貸出額が預金額を上回っている状態)からの購入が続いているので当面の支障はないが、今後はどうか
・日本は世界最大の債権国であり、経常収支は1兆円/月以上の黒字。(昨年は震災や円高の影響で輸出減により貿易収支が31年ぶりに赤字)今後は円高で海外の資産や製品の購入・海外旅行の増加などで黒字減の可能性も。
年初、ということもあったので、
マネーゲームに踊らされても実生活に影響はなく
欧州ソブリンリスクはあるものの概ね良好との見方ですが、さあどうなんでしょう?
米欧経済ドル覇権の崩壊の節目となるかも知れない今年、平穏無事などということはないくらいに思っておいた方が良さそうです。
そう、日本がどうかということも大事ですが、自分と勤務先が少しでも良くなるように毎日考えて動くことが結果的に日本経済を良くするんだ、ということを信じることにしましょう!
