10/29
今週のバンコクは前述したように、日本での報道ほど洪水の影響を感じていません。
何せ、洪水を見ることなくバンコクを後にしたものですから。。。
報道は、一部のひどい部分をレポートしているので、その部分は事実としても、全体を捉えているかは疑わしいのです。
だって、バンコク及び近郊の人口は1,200万人で東京都のそれに匹敵しますが、被災者が何十万人という情報はまだ入っておりません。被災者が「全体の人口比で少ない」ということは、浸水なり物資なり治安なりについてまだ市民生活がパニックになるどころかいたって平静である状況であることが現地でも感じますし、数字でも想像がつくものです。
その意味で、報道されている動きの激しい部分に関わる「事実」と、全体の「本質」、両方を常に把握しておくことは日常あらゆる場面で役に立つことだと確認しました!
さて、それでも洪水の影響をを感じているのは、現地のタイの市民でして、
彼らの認識は、「50年に一度の洪水で、いつ水害に見舞われるか見当がつかないので、浸水したときの準備を怠りなくやろう」というものです。
そういう空気を感じたものですから、やはりいつもとは違いました。
例えば、
対策として、ハイウェイに自家用車を避難させて路上駐車している風景もそうですし、
市内のほとんどの場所で、店舗が浸水対策をしています。
土嚢を積み上げて地下への浸水対策をしている様子です。
地上店舗も当然土嚢を準備しています。
パッポンも閑散としていました。
みんな工夫しながら、対策をきちんとしています。
早く、洪水が収まってまた微笑みの平和なバンコクを取り戻してください!
バンコク駐在員からの追加情報がありましたら、追ってお伝えします。



