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「逆もまた真なり!」というなんとなく思っていたことを

具体例を交えて触れている川北氏のエッセイ。

人生はすべて「逆」を行け/川北義則
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常識が役に立つ変化の少ない時代ではなく、常識とは逆の考え方をしてみることが、未来への道筋が開けてくることもある、と氏は説きます。


常識を学ぶことは大事ですし、人間の心理とか物事の本質とか、時代が変わっても根本的に変わらないものはきちんと押さえておいて、それ以外のものは常に変化することをあらゆる場面で想像して創造する力を養いたいものですね!


・我欲は前面に出さないほうがいいが、心の底では我欲を持つべき

・欠点とは裏返しの長所、長所は伸ばすことで欠点を補う

・自分に都合のいいことは素直に喜んで受け入れるべし

・世の中は理不尽なもの

・不運は幸運のはじまり

・失敗した経験を生かしてこそ最善と思う方法でやってみることが大事

・みんなが賛成することには疑え

・新しい社会現象が起きたときに、果実を手にするのは、革新者よりも初期適応者

・いまできないことは一生できない

・ストレス軽減とこころの余裕のために、明日できることを今日するな

・日本で働く限り英語は不要

・元気を出すには成功話、方法論を学ぶには失敗話

・他人を優先させる考え方の方が結果的に最短

・怒って当然のときこそ怒らない

・気の合わない相手こそ付き合い、相手の意見を否定しない

・人間関係とは迷惑の掛け合い

・人間関係はうまくいかなくていい、と思うとうまくいくもの

・自分が気にかけているほど、他人は自分のことを気にしていない

・人にはあまり期待しないほうがいい

・適正に気を使うのは、ボールが自分にあるとき、相手にあるときは気を使うな

・恋愛はドキドキする相手と、結婚はホッとする相手とすべし

・夫婦はつかず離れず、お互いの自由を認める方が長続きする

・迷ったときは論理よりも勘を信じる

・成功体験に縛られるな

・正義や善意を免罪符にしてはならない


世間の常識、ホンネとタテマエを踏まえた人生の考え方は逆の考えもまたアリだと思うことでもあるのですね!