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今回は、7月に東京でお会いした韓国の方(大学教授)と釜山港の視察で参りました。


釜山港は、世界で5番目(上海・の貨物取扱量を誇る、極めて大規模な貨物港になっています。


釜山の貨物量は、日本の5大貨物港(東京・横浜・名古屋・大阪・神戸)の取扱量をすでに上回っているのです。


リサイクルの仕事をさせてもらっている関係で、


上海、天津、香港、シンセン、シンガポール、ドバイなどを視察していますが、港湾と貿易の件で釜山に入ったのははじめてのことです。


ヤピガメ日記!


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彼らは、日本や中国、ロシアといった地政学上の要衝にある釜山を利用して、釜山の西にある新港の開発と旧港の再開発で、さらなる貨物量の増大と、流通だけでないITや製造業の誘致、そのための税制等の優遇措置を盛り込んだ外資の投資を呼び込んで、さらなる発展を目指しています。


韓国は、仁川空港もそうなのですが、インフラ整備を国家戦略で選択と集中を長期的に進めてきました。

それが、日本では空港も港湾も国が計画しても自治体の管理で行われており、国としての選択と集中が戦略的に韓国ほどなされていません。


でも、釜山港の発展は今に始まったことではないのですから、日本としては韓国の位置に注目し、貨物流通コストの削減や、メリットをグローバルに見ることが求められています。


確かにコスト競争で厳しい部分もあるのでしょうけれど、

韓国に負けない、というよりも韓国の位置に注目し、いいものを利用したり取引することが双方のメリットになるし、東アジアの発展のためには、中国も韓国も日本のそれぞれの力が必要とされているのだから。


自由貿易協定に象徴されるように

国という役割は規制という枠組みから薄れつつあります。


国家という視点でものとを考えると視野が狭くなる案件もあるに違いありません。


とりあえず、

当方としては、流通量の拡大や韓国とのネットワークを築くことにしましょう。