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冨山和彦元産業再生機構COOの話をメモします。


・震災によって、日本の産業空洞化がより早く進み、限界点まであと5年が来た

・日本企業は韓国や中国の下請ライバルに勝てない。勝てるのはより高度な事業に作り替え、商品・技術・販路すべてを改革せねばならない

・日本経済の低迷の原因は構造変化を先送りしてきた結果である

・構造を変える小さな悲劇は避けられないが、その先にある大きな悲劇は回避できる

・現在の日本には、決断の十字架を背負い、不利益を被る人に誠意を尽くして理解を得る、本来のトップマネジメントが出来るリーダーが少ない

・今大事なのは、自分達の存在意義、組織が共有する価値観であり、イノベーションへの決断と行動である