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東日本大震災。あれから、一ヶ月経ちました。
あの日は、県外出張中で経済産業省のキャリア官僚を業界四国担当として案内していたときでした。
経済産業省とは縁がありまして、複数の業界団体の窓口になってますし、法的な解釈をお聞きしたり、
業界窓口として非常に熱心に勉強されたり、情報を提供したり。
高速道路運転中に、社員から大津波警報&緊急退避の報を聞き慌ててラジオをつけて事の重大さを知ったところでした。
震災の夜も、翌日の四国の会議の打ち合わせを兼ねて、被災状況を心配しながらもいろいろ情報交換させてもらって、学んだこともたくさんありました。
もとより、経済産業省は、旧通商産業省のキャリア官僚を描いた「官僚たちの夏 」で、政治と産業界の間で妥協と対決をしながらも日本の高度経済成長を支えた実績と存在感のある省でした。
それが、今や原発問題で大揺れです。部署は違うんですけどね。原発とエネルギー問題はまた触れることになりましょう。
政治家や官僚が必死で震災対策をやっていても、不備や連携の問題で批判も多いことでしょう。
頑張っていても実績が伴わなければ批判の対象になるのは世の常。
リーダーと言われる人は、それに見合った様々な能力が必要なのですね。
今回の解決は困難を極めますし、第一被災者の生活復旧や復興だけでもすさまじい労力とお金がかかります。
ましてや亡くなった方々は戻ってきませんし、ハードウエアだけで解決することはないのですから・・・
もう一ヶ月なのか?まだ一ヶ月なのか?
まだまだ長い道のりが続きそうです。