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チリの鉱山落盤事故で地下700メートルに取り残された33名の作業員の救出が完了したそうですね!
遭われた作業員の方々は厳しい環境のなか、
リーダーを立てて、食糧を分かち合い、仲間を励まし合い、救出の順番を譲りあう、リーダーは最後に船(現場)をおりる
そういった人間(というか動物全体かも)に備わっている隣人愛を全うして生きる希望を持ち続けたことは
ホントに称賛に値すると思います(*^_^*)
小生ならば、発狂してしまうところでしょう。
しかしながら、
マスコミ報道に疑い深くなっている小生は
大統領が愛国心を必要以上に煽ったり政治利用していないか?とか、
救出後の商業主義はいかがなものか?とか、
愛人が発覚した人はどうなるんだろう?とか、
俗っぽい考えをしてしまいます<(_ _)>
とはいいながら、インタビューの中で、
最年長・精神的支柱だったマリオ・ゴメスさん(63)が
「私の人生は変わった。私は違う人間になったんだ」
「人生の中ではしばしば、自分が立ち止まって考え、理解する前に何かが起きてしまう。でもその後、人生で何を変えていくべきなのかを考えるんだ」
と仰ったそうですが、生と死の境を経験したことで、ゆっくりじっくり自分を見つめ直す経験が
最悪の極限状態の中で哲学を見い出したことが人間の力なんだろうと。
そういう極限状態の経験をしたくはありませんが、そういう状態の中で心が浄化できたのであれば、
日常そういう訓練をすることは、物事の本質を理解する価値観をつくっていくことにがもっと必要なんだと気づかせてくれたニュースでした<(_ _)>