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最近、有名な理論家を解り易く解説した本が出ています。
これらは、よく理論を理解できる人にとっては違和感があるものだろうけど、
入門書としてはとってもいいですよね(^-^)
何故流行っているのかと考えてみると、
この不透明な時代に、NEXTの鍵は古典にあり、原理原則をもう一度学ぼうとする意識が私たちの中にあって
ニーズとなっていることにあるのでしょうね。私見ですけど。
ドラッガーは
「世の中は日々新しい形で物事が起こっているように見えるけれども、それらは新しい組み合わせと新しいうねりに過ぎず、基本的にそこでの素材は昔と何ら変わらない」
と。
歴史や古典を学ぶことは、
人間を学び、過去の教訓と、過去の事象の組み合わせにより、次の新しいものをつくっていくのだと改めて思うわけです。
ちなみにドラッガーの21世紀の経営者像は
「変化する社会の中の一員として、絶えず未来を見つめながら一定の使命感を持ち、企業のなかにある貴重な資源を上手かつ効果的に組み合わせて、社会が欲する製品やサービスを、知恵を傾けて提供する」
人であると説いてます。確かに非の打ちどころがありません。
ニーチェ は超訳が売れています。
これは超入門書ですけど、哲学って要は人間の本質で
しょうもないけど、まんざらでもないから前向きに考えて生きた方がいいよ、
という過程にあるものでしょうから、そういうキッカケになればいいわけですね。
マルクスも、資本主義欠陥の過程を未だ見続け予測していること、共産主義的な考え方(20世紀末共産主義国家が解体したこととは意味が異なる)を何らの形で取り入れることがこれからの資本主義に必要だと改めて認識
させてくれそうです。
難しい理論はわかりませんけど、今とこれからに生かす意味ではこれら3人の考え方は人生にいい影響をもたらしてくれる、と信じることにしましょう。