8/15


今日は、社員のお父様の告別式でした。

今月は告別式三回目。

来週は祖母の一周忌がありますから、今月は4回は喪服を着ることになるでしょう。


酷暑に命を落とされた方々に合掌。


さて、今日は終戦記念日です。


お盆の間くらいは、

物事をじっくり考えたり、

海水浴行ったり、

知人と会ったり、

昨年産まれた子どもを持つ夫婦友達に会ったり、

掃除をしたり、

たまりにたまっている未読の本を読んだり


したかったのですが


結果として何一つできません!でしたm(_ _ )m


まあこんなものです。

でも、


お墓参りをし、

子どもと遊び、

来月出産する社員夫妻と食事をし、

お客様とともに徳島観光をし、

阿波踊りを観、

あと、少し読書をして、

たまりにたまったテレビ録画HDDを少し消化することができました。


いつも通り、動きながら、いろんなことしながら、考えてひとつひとつ前に向かって進むことにしましょう(^▽^;)



あと、今日は「終戦記念日」です。

八月前半にあったこの話題に関するニュース諸々の動きをヤピガメはブログに何も語らないわけにはいきません。


こういう問題は、賛否両論、見解の違いによる隔たりが大きくてあんまり自分の意見をオープンにし過ぎると、

商売をさせていただいている立場として決してよろしくない、もっとはっきり言えば自分にとって何の得にもならないことが多いのも実情です。


でも、記録として自分のために残しておいて、批判や異なる見解から学ぶこともあるわけですし、それらを受け容れて場合によっては自分の考え方に取り入れてより幅広い捉え方をすることも大事だと思うわけであります。




○国連事務総長・米国大使・英仏の代表が初めて出席-広島平和式典開催


原爆投下65年目にして初めて、国連事務総長や「西側」核保有国英米仏の代表が出席した意義は大きいのですが、この原因ははやりオバマ大統領のプラハ演説にある「核なき世界」の流れに沿ったものであると言えましょう。

しかしながら、彼らの認識は、核なき世界が理想であることは事実であるしそれは正しいとしても、核軍縮に取り組んでいく姿勢の本気度はこれから試されることですし、具体的な政策としては現時点で反映されているとは言えません。ただし、テロ組織が核を持つことによる恐怖を軍事の専門家が指摘しているように、核抑止力を強力に持つ国家がかえって危険にさらされる可能性があることについての解決のための核廃絶に向けた取り組みが必要であり、被爆国たる日本の立場はより重要となるでしょう。


今まで、米英仏の代表が広島平和式典に参列しなかったのは、広島長崎原爆投下が戦争終結のための止むを得ない手段であった、むしろ戦争の終結を早めた「功績」があるとする正当論が彼らの政治的立場とその国民の多数派であるからです。歴史認識はやはりこうも違うのです。これを事実の認識として質す責任が日本人としてあると思います。


これは裏を返せば、中韓を中心とする日本からの政治的軍事的支配を受けた国の立場からも同じことで、それを日本人が正当化することは嫌がることは明らかで、靖国神社の参拝に特に敏感に反応することがその象徴でしょう。


これは、やはり歴史的事実の認識と戦争や平和への想いをお互いが共有するのが望ましいと思います。評価や立場はそれぞれ存在しますが、事実を知ること、事実を共有することからのスタートであって欲しいものです。


○韓国併合条約から100年、菅首相が談話


「私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたいと思います。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないものです。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」


以上、原文の一部。


これについては、一部から批判の声もあったようです。

欧米の宗主国は過去の植民地支配について国家として反省や謝罪の立場を示したことは非常に少ない。

資本主義と産業革命と民主主義を生み出して近代史を主導した欧米の正当化した歴史との認識の差、

植民地支配という他者の文化を奪い同化したことへの定義について考えさせられます。(民主主義や人権の現代的常識からはほとんどの正当化もすべて否定もできないけれど)

アジア人同士戦わず、国益はしたたかに、歴史的事実を元にその事実認識を共有する大切さについては広島長崎と同様だと思います。


あと、この場合の視点としては北朝鮮問題です。北朝鮮とは拉致問題もあり、国交が樹立されていないが故に戦後の補償問題も協議すらされていません。韓国に対してはこうだけど、北朝鮮についてはどうか、ということになります。「ならず者国家」と言われていますが、朝鮮半島の分断は日本にも道義的責任がありますし、拉致問題の解決や安全保障上のリスク低減は、方向はどうであれ北朝鮮との国交正常化が実現することによって図られることには違いないと思います。そのための条件がまだまだ整ってはおりませんが。



これらの問題はホント難しいですよね。

外交問題は政治家や官僚に委任するので、選挙(性格上外交問題を争点としにくい)で代表を選ぶしかないわけですから。


中韓の会社とも商売をさせてもらっている立場からこれら歴史や政治問題が話題に上ったことはありませんが、

経済的結びつきと、発展するアジアに貢献することが日本と日本人の利益になるわけですから、言うべきところと共有すべきところ、接点となるものが益々増えてお互いの利益になること。


そのためには、アジア人同士が不必要な争いをしないことが肝要だと思います。

そのための不戦の誓いを世界が共有する、今日第二次大戦が終わった8月15日に世界がなって欲しいものです。