この日曜日は参議院議員選挙です。
私は今回選挙当日出張で不在者投票を済ませました。参議院比例代表は全国区ですから、政党名か立候補者どちからを書いて投票します。

マスコミは政治の情報を詳しく伝えているように見えますが、日々の情報過多それも重要度や本質が見えにくいからその時の表面的な結果で有権者は物事を判断せざるを得ません。それが支持率や各選挙区の状況がコロコロ変わる原因になっているのでしょうか?政党や政治家の理念とか政策の中身や決定の過程、政治家の日常など理想と泥々した現実が交差するズバっとした切り込みを報道するのがジャーナリズムの役割でしょう。
今回争点になっているのは消費税と言われていますが、それは中期的結論を直前まで財務大臣で財政の厳しさを目の当たりにした菅首相が本音を言っちゃったのかな。財政再建といっても昨年みたいに40兆円を割る税収で、20年税収を国債償還しても完済できない国債をどう償還するのかという論議が本格的になされていない中で増税やむなしも焼け石に水なんですよね┐('~`;)┌


政治家は国民らから集めた税金をどう福祉や経済成長のために分配するか、また国民生活とのバランスを考えながらどう税収を確保していくかのために有権者から委任されて仕事をしています。

その考え方を見極めると、みんなの要求や不満を容れることはそもそも不可能ですし、お金持ちや大企業は社会的責任は大きいし、政治家にとってはたくさん納税してくれる「お客様」なわけです。その点は世の中ホントに不平等と矛盾があってそれを菅首相が言う「最小不幸社会」を保つことが政治の最低限の役割です。ベストよりもベター、より悪くなるのを少なくするのが政治なのです。

政権交代の意味、消費税というより財政再建、経済成長や産業構造変換、日本がどう生き世界に貢献し、生活を守りと将来に備えるのかを考えて投票すれことで日本の中期的道しるべができればいいのですが。