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ソウルにて社員旅行中です。
社員旅行のいいところは、普段オンの関係ばかりの社内の関係において、オンの中のオフを共有できることにあって、人間を知るには詮索し過ぎて誤解されない範囲でその人の一面を知ることが出来る貴重な機会なのです。
毎回、アンケートによる多数決で行き先を決定し、希望者と営業対応で協力してくれる社員もいますので個別対応となっていることに対する感謝心もあるわけです。
最近は、仕事の制約やプライベートに対する権利意識、経費削減を要求せざるを得ない厳しい経営環境もあり社員旅行が出来る条件は厳しくなる傾向がありますが、仕事で成果をあげるための基礎は人間関係の構築にあり、そのためには何かを共有する機会をつくることも重要だと思います。
会社で何かをしてもらうことは、何らかの強制力も働くわけですから、それには目的や意図、そして法的根拠が必要です。個人の自由と権利を守るのが組織であり、組織が成果をあげるために個人個人の力を一定のベクトルの元に結集することも必要です。
社員旅行はしなければいけない必須のものではありませんが、何かの機会によって何かに役立つことが家庭でも仕事でもあるならばしないよりもした方がいいし、出来る器の範囲の中で個人と会社、両方の協力を求めたいと思います。