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英国、ブラウン首相が遊説先でおばあさんに強い調子で政策の非難をされ、車に乗り込んだ後、マイクをはずすのを忘れ、「最悪だ。誰が連れてきたんだ。あの偏屈女め」とつぶやいたことがそのまま報道されて謝罪する事態となったニュース が話題を集めています。
おかげで、労働党はこの総選挙で第一党から引きずりおろされる結果となりそうなことも、今回の件への影響が少なからずあったようです。
公人として、しかも自らも所属する味方の政党労働党員、支持者への失言はとってもまずいでしょうね。他人への批判は、自らの災いの元なのですから。弁解の余地はなさそうです。
「失言」というのは「本音」です。人間は感情の動物だから、本音はこころで思っているわけですから、失言はこころで思っていることを感情としてダイレクトに口に出してしまうことによって起こります。
目先の感情に、その背景や状況を忘れてしまって突っ走ってしまう。そういうことで何度失敗したり、迷惑をかけたことでしょう。また、それによって言い訳をすることで、火に油を注ぐ結果になってしまうのです(+_+)
他人への批判はしない。忠告は時と人によって大事。
「龍馬伝」で勝海舟が言っていましたよね。
「人は口で言ったってわかるもんじゃねぇ。おめえさんは間違えてるって言って素直に認めるのは
以蔵くらいだ。そのうち人は肌で感じて変わっていく。」
そうそう。自分が間違っている、
って素直に認めることが出来る人は、バカ正直かとてつもなく大きい器を持った人でしょうね。
人のことを言えるほど自分が偉いわけもなく。本当に偉い人は自分のことを偉そうに見せないものです。
そう言いながらでも、ストレス解消の手段は必要でしょう。スポーツしたり、何かに打ち込んだり。
以前、西川史子氏から聞いた家の慣習で、家族でそれぞれが外から持って帰っている悪口を言い合う、とか。
それぞれの手段で思いっきり、発散する機会は誰しも必要でしょう。
ブラウン首相には、ほんの少しお気の毒ですが、問題ないところでストレス発散しましょうね~(*^o^*)