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帰国して、帰宅した後に行ってきました。
まずは、設営のスタッフのみなさまお疲れ様!
内容自体は憲法のことを知ってもらおうということで、それなりに考慮された人選でもあり、
全体としては安倍政権時代よりはソフトになっていいのかな(^o^;)
でも、当日の人出は政治に関心(というより関心を持てるだけの時間の取れる)お年寄りと若手はJ関係者の姿がほとんど。
残念ながら、設営者の熱意(中央からの指示でブロックがさせられているのが、地方分権のテーマも含む憲法をテーマにするとは少し気の毒)とは裏腹に少し寂しいイベントに見えました。
でも、それはまったくダメということではなくて、
憲法自体をあんまり考えなくて済んでいることは、日本がそれなりに平和な証拠なのです。
世の中を政治の責任、ましてや憲法の責任にするような日本になっているとしたら、
その方が今よりはるかに世の中が荒んでしまっているに違いないのですから。
ヤピはやみくもな改憲論者でもなく、護憲一辺倒でもありません。
でも、権力者からみたら権利ばかりの憲法は気に入らないでしょうし、
歴史的に、自主的ではなく、敗戦によって本格的な民主主義を事実上米国から与えられた日本の再出発となった原点である憲法が、
平和と国民の権利と権力者への監視を重視した内容であることであることを少しでも後退させる憲法改正であるとすれば賛成派は少数となりましょう。
やはり歴史的意義というか理想論、
特に憲法9条のうたう、「武器無き世界平和」の究極の目標とそのプロセスにある「自衛隊という事実上の軍隊や米軍という武器によって守られている?日本」の矛盾にどう立ち向かうかが、解釈改憲の自民党の歴史に刻まれ続けてきた結果かも知れませんね。
日本国憲法がそれなりの理想主義に基づいて出来ていることを前提で、もっと理想的かつ現実的に対応できる憲法になるなら、NEXTを考える記念日に今後ともしていってもらうことは意義がありますよね。
