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今月は、新年会続きで多くの偉いさんのご挨拶を拝聴する機会に恵まれています。
小生も人前で挨拶する機会が多くなりましたが、決してその技術が向上したわけではありません。
未だに緊張して声が震え、言わなくてはいけないことの半分も言えていないかも知れません。

ですから、挨拶を聞くたびに学ぶこと、こうありたいこと、これはチョットと思うこと、様々あります。
挨拶は自分が言いたいことはもちろんですが、それは方針や考え方などはっきりしたことがないとうまくいきませんし、そのためには経験や勉強が必要です。
また、聞く人の立場を考えて、聞く人が覚えてくれる内容でなければいけません。
これは個人差の個性が大きいのですが、挨拶がスッパリ出来る人っていうのは、場数を踏んでいたり、頭の良さや記憶力といったことも影響するでしょうね。
今までの少ない経験で学んできたことでいくつかまとめておきたいと思います。
挨拶するとき気を付けることを即興でまとめてみました。
①挨拶する内容とポイントをまとめておくこと
②聞く人の心にとまり、相応しい内容であること
③与えられた時間内、極力短時間で起承転結ある内容にすること
④その場に相応しい感情や表情(笑顔や叱咤激励など)を出して語りかけること
⑤はっきりとした声、大きな声、分かりやすい言葉を使うこと
⑥謙虚な態度、丁寧な言葉を節々で使いつつも、丁寧すぎないよう、ポイントで日常言葉や方言を交えること
⑦前後する人と重なる内容にしないこと
⑧聞いている人の表情や態度を確認しつつ、場合によって内容や時間を柔軟に変更すること
⑨場合によっては、ユーモアや身振り手振りを交えること
⑩締めの言葉は真剣に真面目に一言でまとめること
こういうことについてはノウハウや本がたくさんあるでしょうし、個性の幅が大きいから、付加したり削るものもたくさん出てくるでしょうけれど、気を付けることっていうのはこういうことだ、というものをとりあえず書いておきます。
こういったものをすべて、実行するほどに挨拶をするときは余裕がないものですし、それが出来ないからこうやって書いているようなものです。挨拶がうまいというか、心に響く挨拶をする人は濃い人生を歩まれた方が多いわけですから。
挨拶をする場数が少ない人もいらっしゃるかとは思いますが、そういう場を家族や仕事でつくってみることも大事ですよね!