12/31
大晦日ですね。
毎年のように一年を振り返るのは日頃の評価・反省が出来ていない証左なのかもしれません。
本来、そういったことは、毎日すべきところなので、その罪滅ぼしにこのブログを書いているようなものかもしれません。
ヤピガメはたいして進歩も成長もしていないのかもしれません。そう言いながらでもほぼ毎日4年間続けて参りました。気力と打つ環境が続く限り続けていくことが出来たら幸いです。
さて、今年2009年のヤピガメの課題は3つありました。
1.社員と会社の安定
2.資本主義経済の行方を見極める
3.恋愛論を見極める
1.については、まだまだ見極めができておりませんが、昨年よりは少し好転しました。
会社は単年度で利益が出ても納税をしますから、利益を出し続けなければいけません。そうするには社員の力と時代とお客様を見すえた経営をし続けないと、厳しい経営環境の中に埋没して赤字になりやがて倒産してしまうでしょう。今期の経営が今後を左右しますから、来年が正念場となりましょう。会社は安定しているって状態であったことはありません。人と人の縁を大事にしながら、時代の変化についてゆきたいと思います。
2については、二人の言葉に耳を傾けたいと思います。
14世紀のルネッサンス、
16世紀の東インド会社から始まる資本主義
18世紀の産業革命
19世紀の社会主義
20世紀末の金融資本主義と
そういった資本主義の歴史は近現代史そのものです。この金融資本主義に代わるものをこの10年で確立しないと人類の未来は暗いものになりそうです。
でも、サンデーモーニングから出た、ふたりの言葉をヒントとしたいと思います。
マイケル=ムーア
「今までの資本主義を変えなければならいない。それは、経済にも
民主主義が基本となる社会であるべきだということ。また、資本主義の前提はモラルであること。すなわち公共に有益がなければならないということ」
ダライラマ14世
「お金を中心とする価値観には限りがあり、心やモラルを重要視した新しい価値観を構築しなければ、この経済の行き詰まりは打破できない」
これからは、人間の欲望による金儲けをする資本主義から、人間や地球環境を大事にする、持続可能な社会性や公益を前提とした新しい資本主義経済が必要だということになると思います。その新しい形はここ数年でもっとはっきり見えてくることでしょう。
あとは、ヤピガメ日記から。
1/9
「一流の人々は、じかにお会いしてみると、どんなに華やかに見えても信じがたいほどに努力家で、金銭感覚も質素であり、仕事に対して愚直なほどに真面目だ。長きにわたって実績を積み上げている人は、運など色あせるほどの努力を重ねている」
孔子曰く
「忠信を主とし、己に如かざる者を友とするなかれ」「善なる者を択びてこれに従い、その不善なる者にしてこれを改む」
人間は誠実を旨として、友人を選ぶときには自分より優れたものをもっている人を選びましょう。一方、友人のいいところは見習い、そうでないところは自分への反省材料にしなさい。
1/25
「運が良かった」という人は本当の実力を持っているか運を呼び寄せるための種まきをしているかのどちらかあるいは両方を持っています。何もせず運というものは来ません。運がいい、ことはとっても大事だけれど何かやったことによる結果の良し悪しにすぎません。だから運は大いなる実力なのです。だから強運の持ち主に学ぶことは損はありませんし、その実力に学ぶべきなのです。」
2/6
「あなたは上からモノを言っている」という指摘をいただいたことがありました。そう考えると「許す」だけでなく「誉める」ことも「励ます」ことも同じではないか。これは親から子どもへの愛なら辻褄が合いますが、大人と大人の関係から言えばこれらの言葉は対等な関係ではないかもしれません。
それは
「許す」ことから「受容れる」へ。すなわち「相手の立場を理解してその内容を受け入れる」
「誉める」ことから「尊敬し、学ぶ」へ。すなわち「自分に出来ないことが出来る相手を尊敬し、学ぶ」
「励ます」ことから「尽くす」すなわち「相手がポジティブになるように尽くす」
3/24
恋愛とは家庭料理と外食の違いのようなものではないか、と。
家庭料理を毎日作り食べられることができるのは大変幸せなことで体にも心にも良い。
でもその味は淡白でひょっとしたら味気ないものかもしれない。
だから、たまにする外食の料理はとびきり旨い。むしろ、家庭料理に彩りを添えるための外食はたまにはよい。
でも毎日の旨すぎる外食は体を壊しますし、飽きるのでは。
だからこそ家庭料理をつくる幸せと食べる幸せは、外食の彩りと負の部分があるからこそ引き立つのではないか、と。
だからこそ、たまの外食をお勧めします。外食にも寛容でありたいと思います。
でも家庭料理が一番でそれが唯一だ、と断言できるひとは幸せです。
6/15
勝間和代氏の言葉から
「幸せの総量は与えた幸せの総量で決まる」
「起きていることはすべて正しい」→ヤピガメは「起きていることはずべて意味がある」と解釈したいです。物事はすべて正しいとは限らないのですから。
6/26
ワイキューブ安田社長の言葉から
「どんなにきれい事を掲げても、金のためにそんなことを言っているのか、本気で理念を追求しているのか、人はちゃんと見抜いている。」
「人がぐっとくるのは、その当然を超えたこだわり、自分たちの想像を超え、そんなところまでと思わせてくれる部分にふれたとき」
「相手の思いや覚悟を感じるには、その人とプロセスを共有することが必要である」
仕事について「大きく考える、小さく考える、両極の軸を持つことが重要」
「大局観で本質を見誤らず、細部についてとことん細かく、突き詰めること」
「とことん深く考えるこだわる部分と、深く考えないこだわらない部分をうまく同居させること」
思考の窓とは
「本質をは外さないために大きく考える」「原因をつきとめるために細かく考える」「キャパシティを広げるために深く考えない」「ぶれないために深く考える」
「幸せとはどんなことで、働くとは何か。生きるとはどういうことか。を考えること感じることの大切さを伝えなくてはいけない」
7/20
カンサンジュンの著書から。
7/24
日頃を振り返って。
日ごろ意識してやっていることは
「自分はどういう人間で、どういう考え方を持っているか」
ということと
「・・・とは、という定義づけをしてその最新版化作業をやっていく」
ということです。
7/29
期末全体会議において会社の顧問の言葉。
1.人間関係を良くする極意は Give&TakeはGiveが先
2.組織は環境に適応する者だけが生き残る
3.自分だったら何をするか、という個人の目標を持つ
7/30
川村カオリの遺言から思ったこと。
「こうあるべきもの、と思うことは大事だけれども、こうなければならない、というものはホントは世の中にはないかもしれない」
8/25
中島義道の言葉
「哲学をしてよかったことは、世の中のほぼすべての事柄は厳密に考えれば何も分からないのだ、ということが身体の底からわかったことである」
9/7
故金大中の言葉
「リーダーは半歩前を歩くんです。もし国民がついてこなければ、握った手を離さず、半歩下かって説得し、また半歩前に進むんです。わたしはずっとそうしてきました」
11/16
「死ぬときに後悔しない25のこと」
1 健康を大切にすること
2 たばこをやめること
3 生前の意思を示すこと
4 治療の意味を認識すること
5 自分のやりたいことをやること
6 夢をかなえること
7 悪事に手を染めないこと
8 感情に振り回されない一生を過ごすこと
9 他人に優しくなること
10 自分が一番と信じないこと
11 遺産をどうするかを決めておくこと
12 自分の葬儀を考えておくこと
13 故郷に帰ること
14 美味しいものを食べておくこと
15 仕事ばかりでなく、趣味にも時間を割くこと
16 行きたい場所に旅行すること
17 会いたい人に会っておくこと
18 記憶に残る恋愛をすること
19 結婚をすること
20 子供を育てること
21 子供が結婚することを見届けること
22 自分の生きた証を残すこと
23 生と死の問題を乗り越えること
24 神仏の教えを知ること
25 愛する人に「ありがとう」と伝えること
11/21
東京の知人社長の言葉
「 はたらく っていうことは はた を らく にするって意味だ。」
働く意味とはすなわち、傍らを楽にする、社会の底辺を少しでも幸せにするためとする
これは江戸っ子気質に由来するそうです。
以上、今年こころにとまったヤピガメ日記でした。
あとは、
娘の誕生に妻と娘本人に感謝。
6/11
「本能が欲しているのだから、原則それに従うのが筋とはわかってはいるのですが、子どもをつくること、すなわち自分の遺伝子を伝えることにどういう意味があるのか、目的は何か、子ども自身にとってはどうなのかが未だにわかってません。そういう理屈はともかく、そこまで苦痛に耐えながらのお産で産まれてくる赤ちゃんは自分の意志ではなく両親の勝手な都合で生を受けることになるのです。人間は産まれた以上、少しばかりの幸せと大きい割合を占めるであろう悩みや苦しみを背負いながらともかくも生きていきます。ただやむを得ないことは、良くも悪くも先天的に備わっているものは両親の責任であって本人の責任ではないことが大変申し訳ない、と思うのです。」
そう思いながらでも本当に生まれてきて良かった。考えたり思ったりしていることよりも実体験したものの価値ははるかに違うことを認めます。親の勝手な本能と思いつつも、今後苦労を重ねるとしても
本当にありがとう(/TДT)/
またそれと同様に、このブログを見ていただいているすべての方との縁に感謝しつつ、来年2010年がいい年になることを心よりお祈りしております。