12/16
マイケルムーア監督の新作映画「キャピタリズム~マネーは踊る」が話題になっていますが、
カツマ氏との対談で、こころに残った箇所をメモしておきます。
米国の政策の一環の中でムーア氏の政治的意図や背景はどうであれ、
「経済にも民主主義の原則が必要だ。1%の富裕層だけじゃなくて、すべての人が経済をどう回していくかについて発言できるようにすべきだと思う」
「仏教にもユダヤ教にもイスラム教にも共通する信念があるとすれば、持てる者が持たざる者を助ける、という信念」
「経済を考えるときは、公共の利益になっているか、害にならないか、を問いかけた方がいい」
「16世紀に資本主義が19世紀に社会主義が生まれた。今は21世紀。人間は経験は積んできたんだから、新しい経済システムをつくることもできると思う」
「日本はこれからも資本主義を続けていくなら、昔から日本にはあったはずの、そして聞くところによると失ってしまった思いやりの心、ハートとソウルのある資本主義をやっていってほしいな」
さあて、現在のスーパーキャピタリズム(超資本主義)を超える新しい経済システムは出来るだろうか?