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車好きとして、今開催されている東京モーターショーのニュースを見ました。

今回の特長は、海外メーカーの出展の少なさ。

彼らにとっては、日本は極東の没落していく将来の魅力に欠けるマーケットなのだろうか。


以前、ドイツに機械の展示会に行ったときに、すでに日本語のはなく、中国語のパンフレットがあったことに少なからず衝撃を受けたこともありました。


海外では日本の存在感ってあるところはあるけど、ないところはホントないのです。


自動車は、人の夢や富の象徴から、今は単なる移動手段になりつつあるのかもしれません。

特にスペースユーティリティと使い勝手は素晴らしいし、乗せてもらう家族はいいのだけれど、

運転する喜びがあるかどうかは課題点が多いように思う背の高い車を見るとそう思います。


それでも、自動車は工業製品の中で生き物に近い愛着があるもの。

でも、油を燃やすエンジンによって動く車の製造から廃棄にいたるまでの環境破壊は、

その存在そのものへの転換を迫っているわけですね。


今後はハイブリッドのとりあえず技術から、電気自動車に徐々にシフトしていることになるのでしょうけれど、

電気だってエネルギーを使うわけですから、まだまだ課題は多そうです。


景気低迷と深刻な環境問題への対処という状況の中で、各種日本製エコカーが世界をリードすることは

日本人の生活に直接間接に関わらず生命線となることでしょう。