10/25
ニュースの中で、山田洋次監督が学生をスタッフとして製作している映画の場でおっしゃっていました。
「今の学生は、人間に慣れていない。多くの人と付き合うことで、自分にどんな個性があるかわかる。」
その通りだと思います。
ヤピガメも所詮自分が正しいと思っている人間だから、他人への関心が強いわけではないところもあるものと思われます。
でも、商売でもプライベートでも人間のおもしろさと難しさを体感していますから、
監督がおっしゃるとおり、人間に慣れる事はとっても大事ですし、様々な他人と向き合うことで自分も他人も人生を豊かにしてくれることがもっと必要でもありますし、そうした方がいいのです。
同じタイプや考え方・価値観の人間が群れたがるのももっともなことですけど、
日本の貧困率は米国に次いで世界二位だとか、あくまで率ですが割合として多いこの格差社会で
子どものころから、社会の縮図というか、この立場の人はこうなんだ、ってこと、
主婦も派遣社員も管理職も経営者も官僚も政治家も、
それぞれの立場のいいところも苦悩も、それなりに分かった方がいいですよね。
自分とまったく違ったタイプや立場の人、ある部分ではまったく想像外の発想をしたり能力の面ではるかに凌駕している人。そういった人との出会いに、このITはとっても恵まれている社会です。
数ではありませんが、このブログがそういった人それぞれの生き方に触れることが出来れば幸いです。