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昨日は、中華人民共和国建国60周年、「還暦」を迎えました。


中国って、歴史的には「大航海時代・植民地時代・産業革命・社会主義化の一時代」を除いて常に

世界の最先進国でしたよね。


これからも歴史の本道を歩むが如く、人口だけでなく、米国と肩を並べる超大国になることでしょう。

その中国が日本を今年GDPで追い抜き、世界二位になることが確実になりそうですし。

米国債を世界一保有しているのですから。


そういう力をつけてきた、中国への警戒や懸念、脅威論が日本では近年一層高まって、日本のナショナリズムを

刺激する格好の材料となったようです。


実際、中国人は、とっても商売上手ですから、仕事の相手としてはとっても厄介な相手なのですが、


今回の金融危機は、「中国脅威論」もさることながら、中国の強力な製造業によって、米国も日本も恩恵を受けてきたし、中国の存在なくして、世界経済のバランスが非常に難しいことがよくわかったわけですね。


だから、ビジネスはなかなか難しいけれども、何らかの接点を持っておいたほうがいいというわけです。

もちろん、安易な妥協は禁物ですけど、歴史的経緯を踏まえ、偉大な中国と中国人に学ぶことは多くありそうです。


鳩山首相が言う、「東アジア共同体」も歴史の大局観からしたら、正しいわけであり、ブレないスタンスを保ちながらも、「アジア人同士戦わず」姿勢を貫くことが、世界の人々の平和と環境や経済ために必要なことがはっきりとしているようです。


といっても、最近中国に行ってないですねえ。


中国史も好きですが、これは後ほどと致しましょう。