9/10


今日は世界保健機関(WHO)が定めた「世界自殺予防デー」でだそうです。

初めての世界自殺防止会議で、会議初日が9月10日だったことがきっかけだそう。

また、国の自殺総合対策大綱では、今日から一週間を「自殺予防週間」にしています。


ちなみに、日本の自殺者と交通事故死者のデータがあったのですが、

1980年の自殺者は20,542名、交通事故死者は13,302名。

2000年は自殺30,251名、交通事故死9,066名。

2008年は自殺32,249名、交通事故死5,155名。


交通事故死が減っているのは、道路の整備、事故の検証による改善、シートベルトの着用義務化など警察やドラーバーの地道な努力なのでしょうけれど(それでもドライバーのマナーや危険運転に閉口することも多いですが)、自殺者は確実に増えています。


その社会的背景を検証するほどの見識はありませんが、

社会不安、ストレス社会、経済状況の悪化、人間関係の希薄化、そういったことは想定されるのですが、


死に追い詰められるというか、死んで責任を取ろうとするのか、そうさせる状況をつくってしまうのは生真面目さではないかとふと思いました。


人間、自分の思い通りになることはホントに少ないですし、その中で誰もが何らかの努力をしていることは間違いありません。


でも、そのための生真面目な気質を持っていることはとっても大事なことなのだけれど、

どうあがいても無理なことや、目的へ一直線に進むことがかえって視野や選択肢を狭くしてしまうこともあります。


物事がうまくいかないときに、

他に方法がない、と悲観的に思うよりも、少し遠くから見てみて別の方法がないか、場合によってはやめてしまう、そこそこでいいじゃないか、と気軽に考えることも大事だと思います。


何かがあっても、人に危害を加えるようなことでなければ命までは取られますまい。


自殺はいかんですし、自殺することで責任を取ったことにはなりませんが、

安楽死に関しては今後議論の余地あり、です。


生き続けることは大事だけれども、肉体的苦痛とその限界を知ることも大事であって、

特に自身、ガンの家系だからなあ。いずれは、それと闘うことになるのだろうか・・

そんな心配しながらも、今から健康で丈夫な身体作りをやることにしましょう!