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友人から、「ヨオミネ式」子育てが注目されているから本読んでみたら?


との話をいただいたので、早速購入して読みました。

「天才は10歳までにつくられる」横峯吉文著

氏はさくらパパのお兄さんですね。

「天才」という言葉は、先天的なものという意味として捉えているならば、人間の努力による成果を軽視しているようであまり好きではありませんが。ここでの天才の意味ではないことは本を読んだら分かります。



この本の感想を例のごとくメモしていきます。


ヨコミネ式は

「自学自習をベースにした個人主義の学習」に基づき

・子どもに絶対教えず、自分でさせる

・自学自習を少しの時間させる

・読み書き・計算・体操・音楽・英語の五項目に取り組む

のが特長だそうです。


保育園のカリキュラム

0~2歳児 英語・音楽

3歳児   読み書き・計算・体操、駆け足・英語・英語劇・音楽・山学校

4歳児   +ストレッチ・逆立ち・横まわり・ブリッジ・レスリング(♂)家事(♀)

5歳児   +跳び箱・水泳


・0歳児~英語の歌を聞かせる(20分くらい)

・知りたいことを早く的確に答えを送り込み、子どもたち自身でさせること

・精神的にも肉体的にも女子の方が優位

・三歳になったら10分のランニング

・水に放りなげたら子どもは水に慣れる

・子どもが変化し、成長することによって、すべての親は変わっていく

・小脳の9割が出来るのは6歳まで

・絶対に子どもを甘やかすな

・褒めるより、認める。子どもを褒める行為自体子どもを見下している。無限の可能性がある子どもを見下してはいけない

・失敗の基づく「気づき」が子どもをステップアップさせる

・子ども=人間は自分で考え、行動し、経験し、確認したことしか身につかない生き物

・3歳からは甘やかさない

・子どもたちに学びたい、勉強がおもしろい、と思える環境をつくることが大事

・何かを教えるということ自体、大人が上で子どもが下という考え方

・子どもは好奇心のかたまり。学ぶことにベストな時期と環境。

・負けを知らずに死ねる人間など存在しないので、買ったり負けたりを体感し、その感情処理の仕方を自学しておくべき

・できる子できない子の違いは、自学自習の習慣と、つまづいたときに自分で解決しようとするかしないかの違いにすぎない

・どんなに短い時間でも毎日繰り返し行うことが子どもの才能を開花させる

・子どもは人間力=心の力と学ぶ力の総合力 を学び育てないといけない

・人間力とは 協調性・助け合う気持ち・優しさ・思いやり・それらを兼ね備えた本当の意味での強さ これは経験を積み重ねて初めて身につく

・乳幼児期は絶対音感を身につけることが大切

・自分の都合で子どもに厳しくしてはいけない


羅列になってしまいましたが、ヨコミネ式の教育法はいろいろ参考になることがあるようです。

ヨコミネ式は、鹿児島ということもあり、西郷や大久保などの明治の元勲を育てた教育法に通じるものがありますね。


自分の力で前向きに学び、失敗の経験を生かして社会に貢献できるにはどうしたらよいか、自身の反省を含めて仕事や子育てに活かしていきたいものです。