7/10


東京にて同志たちと会議です。


全国の同業者はとってもがんばってます。

赤字で当たり前なのに、黒字でがんばっているところもあってすごいですね。

ただし、営業面や人材育成面での課題もあるみたいでそれはどこも一緒です。


今日の話をメモしておきます。


米国の金融システム破綻とBRICsの台頭によって


世界中でパラダイムシフトが起きている。

そのひとつが資源価格の高騰(一時の混乱から今後も上がる傾向)

産業構造の転換(日本はこれが転換が遅れてます)


生活者の意識・価値観もわかりつつあります。

例としてロハス・オーガニック・産直・カーシェア・リサイクルやレンタル・フェアトレード商品

これによってグリーンビジネスとその市場が出来つつあります。


グリーンビジネスは 新エネルギー・省エネ技術・リサイクル技術 が大きな市場になるだろう。


企業経営はシェアホルダー(株主)中心からステークホルダー(利害関係者)へ配慮することが中心となるでしょう。

すなわち、本業を通じてステークホルダーとの問題を解決する企業が生き残ります。ということは、企業は社会に生かされているという認識をもって、社員と同じ志を持って社会的な関わりをより強く配慮しながら経営し、利益を出していかなければいけない、ということです。


こういう時代になったことは今までの金融資本主義に変わる新しい資本主義の時代を感じさせます。ただし、これってそうとう厳しく、つらい経営になるってことですね。


ちなみに、そのためのISO規格 ISO/SR 26000 シリーズが 組織における社会的責任 の規格化を進めているとのことです。これは生き残る企業としてのひとつのボーダーラインになるかも知れません。組織というのは企業だけにとどまらないこと、すなわち個人も家庭もNPOなどの団体についても社会的な責任という枠組みの中で捉える必然性があるということなのでしょう。


ISO26000 シリーズの特徴は、 企業がトリプルポジション (経済性・社会性・環境性)を満たし、ステークホルダーに対して責任を負う立場でいることの具体的な水準点を示すものになるでしょう。


ホントこれからの時代は大変です。

でも日々の泥臭い人間関係を大事にしながら一歩一歩学び実践することについては何ら変わることはないでしょう。