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久保田カヨ子氏のテレビを見ました。


「英才教育」という言葉には、本人の幸せをひょっとしたら無視しかねない親の勝手な目的意識と、一種の格差意識いう悪意を含んだものを感じないわけでもありませんが、いろんなことを学んで、自分で決断し、他人にためになる子どもが増えることはいいことには違いありません。


でも彼女は言いました。


「子どもはまぐわいによって産まれるが、まぐわい自体、オトコが子どもが欲しいというよりも、ヤリたい気持ちでするもんやろ」と。これは本質を突いてますね。うん。



脳の研究者夫婦として、研究と実践をされている彼女の結論は、


「脳に刺激を与え、脳を常に活性化させておく環境と実践をしなさい」と解釈します。

物事を深く考えること、何かを何でもやってみること。長くて短い人生、いろいろやった方がいいですわ。


例えば、

いろんな音を聞かせる、話かける、目でゆっくり追わせる、先のことを予測させる、一流の完成を磨く、マイナス言葉を使わない、早口で言う、イ行を読む


そういったことが大事だと。


以下、ふたつ7ヵ条があるとのことなのでメモしておきます。


子育て7カ条-1

1.オムツを換えるとき声をかける
(喋る機能が発達していないだけで、言葉を理解している)

2.「いないいないばあ」を一日に5回以上する
(視線を集中して物事を期待して、待つ訓練をする)

3.カラフルな服を選ぶ(多くの色を学ぶ)

4.おんぶする(平衡感覚を養う)

5.幼児語を使わない

6.箸や鉛筆はいきなり持たせず、正しい使い方を見せる
(反射的に模倣し、正しく学習させる)

7.「どっちが好き?」と質問する 
(決断が人生なので決断をしてもらう訓練をする)

子育て7カ条-2


1.「ストップ」と言ったら行動を止める訓練をする。
 (積極的に行動を止める訓練をすることで危険への対処が上手くなる)

2.ガラガラをゆっくり使う
 (ちゃんと目で追える速さで動かすことによって、一点に目を集中させる)

3.ストロー飲みを覚えさせる
 (舌や唇の動きが良くなり呼吸法や発音・発声の上達につながる)

4.話す時は視線を合わせ言葉と表情で伝える
 (親の意図を言葉と表情から読み取ることができる)

5.できるだけ多くのにおいを嗅がせる
 (においの感覚は感情の変化を伴いやすく記憶が脳に残る傾向)
 

6.とにかく紙を細く破らせる
 (指を器用に動かす行動が将来道具を使うときの器用さを身につける)

7.テレビはどんどん見せる
 (強い関心を示した場面を何度も見せ体を動かして真似をさせるせることができ、学習能力を高める)


そういえば、ゼロ歳児の娘を見ながら、親のゼロ歳に違いない。

「自分以外のすべての人に学べ」を座右の銘のひとつにしてますが、

まさしく娘に学ぼう、と思います。


先生している友人から「トンデモ親」の元での「トンデモ子ども」が多いそうですから、気をつけないと。