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三洋電機 井植社長
「私は井植という姓を誇りに思ってきた。それが古い経営体質の代名詞のように受け取られ、痛恨の極みだ。」

経営再建中の三洋電機は創業家出身の社長が退任すると発表、との記事がありました。

雑誌にこんなことが書いてありました。

同族経営の利点は
大いなる責任感である、ということです。失敗したらすべてが無になります。そのプレッシャーはオーナーにとっては大きいものです。

同族経営の問題点は
経営に適さない人が世襲で経営者になってしまうことです。経営に適さない人は問題が起きたり、マーケットの変化に上手く対処出来ないからです。

一方、日本において創業200年以上の企業は3,400社あるそうですが、その殆どが同族経営でその特徴は急成長しないものの業績が持続的に成長するケースが多いんだとか。老舗は時代に取り残されないように絶えず革新し続け、経営する分野で決して負けない実績をあげることだそうです。

時代に対応した経営が出来れば社員は生き残ります。社員を守り、会社を守るのに適した人が同族でもサラリーマンでも経営者になればいいのです。

そういう意味で、私の勤務先もまずはしっかりしたオーナー企業になって、その次に優れた人が経営者になって社員を幸せにしてくれる体制作りをしたいと思ってます。