11/27

東京都心部は地価が上がっています。一方地方は疲弊してます。
都市と地方、お金持ちとそうでない人の格差は日本の場合、資本主義の行きつく先にあって是正がし難い状況になっています。

格差の問題点というのはいくら努力しても報われない人が出てくると、
社会に対する不満や不安が増大することに尽きます。

その面で、資本主義の限界が見えていることは時代の流れとして理解できているつもりです。

最近の本で
野口悠紀雄氏は日本が新しい金融技術と世界で戦える製造業の分野をつくらないと世界で埋没してしまう危険性を訴え、
森永卓郎氏は、経済状況はますます悪くなるから年収100万円時代を迎えることを前提にしたたかに幸福に生きる術を持つべきだと訴えています。

その流れがなかなか変えられないことは世界の情勢がそうなっているからなのでしょう。その解決方法は
自分の利益を求めないこと。自分の利益は意識しなくても求めるのだからそれを意識する必要はないのですね。

まだ答えは出てませんが、来年その流れが顕在化し少し理解できるようになる気がします。