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雑誌であったこれは有名な話。



二人の職人が、石を積んで何か建物の土台をつくっている。

一人の職人に
「あなたは何をしているんですか?」と尋ねると

その職人は
「見ればわかるだろう。石を積んでいるのさ」と答えた。

もう一人の職人にも
「あなたは何をしているんですか?」と尋ねると

その職人は
「これかい。教会をつくっているのさ」と誇らしげに答えた。


同じ作業をしていても
モチベーションの差で違うことがわかる、というものです。

これは、人間の行動は「目的意識」がないと本来の真価を発揮しない。
仕事の例で言えば、仕事の意義と到達点を具体的に説明する、つまり

「何故そうすべきなのかを話して納得しないと人は動いてくれない」
ということです。こころあたりがある私としては舌足らずの説明不足を猛省しないといけないでしょう。

あなたは何を目的として生きていますか?
どういう目的で仕事をしていますか?

今日で、前の職場を退職して13年目です。
大して変化もなかったかもしれませんが、変化多き時代にあって必要なのは
「目先の手段の大局にある目的」である、と自分に言い聞かせる日としたいと思います。