会社にある政治家がお越しになりました。選挙の応援です。
私の専攻は政治学だったから、民主主義とか選挙における考え方の中で関心は高いです。
政治家は有権者の代表として全体の利益のために働く職業人であって、不公平があってはいけません。
でも人間関係はとても大事なものすから、考え方が同じだから支持する場合もあるし、正反対の人でも支持することもあるし、逆のこともあります。

人に対する尺度は二つある、と思ってまして、
「正しいか間違っているか」「好きか嫌いか」
ということになると大きく分けて場面場面で4つの判断をするものではないかなあって。

企業にとってお世話になっている人のために応援することは商売上当然のことです。
でも団体と個人は違いますが、共通することはとにかく
「選挙に行こう」と訴えること。
選挙権の獲得が民主主義の歴史そのものだからです。

世の中は矛盾と悪意に満ちている部分も多いけれども文句を言うだけでは変わらないので、せめて目の前に起きていることが何故起こっているかを説明出来るように努めたいもの。そこで疑問点があればそれを変えていく原動力になるはず、と言って20年になるなあ。

ともあれ演説中先生(これもこの呼び方でいいのかどうか)
曰く、
「私が何のために議員になったかは志をもった人をつくるためであります。人のつながりを大事にやって参ります」

最近少し、他人への気遣いが出来るかどうかの判別の方法は
「場の雰囲気が読める人」かどうかですね。

先生のいい言葉をいただきました。