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勝間和代氏は功罪も賛否も両論ありまして、金融リテラシーを磨いて資産を運用しなさいと説いておいて、読者を大損させた責任はどうなったんだ?と思ったり、彼女の言うとおりにするには相当なセンスや努力とやる気を必要するんじゃないか、と思ったり、竹中平蔵などの今批判の対象となっている構造改革派と組んでいるところを見るとアメリカとのただならぬ関係があるのか、と想像したりもしますが、同意できることころも確かにあるのでその部分に学びましょう。

語録集めを趣味としている小生としては、
朝日新聞に連載中の「勝間和代の人生を変えるコトバ」は楽しく読ませてもらってます。その中の一部を抜粋します。



「幸せの総量は与えた幸せの総量で決まる」

私たちが一番、継続的に努力を続けられるのはこの「自分がやりたい×他者を幸せにする」なのです。

自分を幸せにしてほしい、と周りに求めるのではなく、自分が周りの人に何をしたら喜んでもらえるだろう、と逆に考えていく方が、実はずっと簡単に、安定して、自分が幸せになれるのです。

「起きていることはすべて正しい」

 起きている現実を直視して、そこからメッセージをうまく酌(く)み取り、どんなに難しい局面や、悲しい場面でも、最善の手を尽くそう、という考え方です。

身の回りに起きたことは、将来にとって何らかの意味があるのだと考え、まずは受け入れてみる。そんな習慣が、この言葉を知っていると身につくようになると思います。


「言葉にすることが、思考である」

自分の経験や感覚を、なんらかの言葉に変換していくプロセスそのものが、私にとっての思考なのです。毎日、原稿を書くことは、自分と会話することと同じで、とても頭のパワーを使う作業です。ほんの数日、文章を書かなかっただけで思考力は低下し、その翌日に書こうとすると、余計なパワーが必要になります。だからこそ毎日、欠かさず、何か文章を書くように心がけています。

 これまで、さまざまな場面で、私はみなさんに良書を読み、優れた思考や体験の持ち主の話を聞き、それに自分の体験を重ねて、ブログに書いたり、人に話したりすることをお勧めしてきました。その一連の流れが言葉を受け取って考え、その考えを再び言葉にする活動だからです。

 言葉が私たちの思考をつかさどっている。だからこそ、言葉は人生を変えるのです。




一日として同じ毎日はありません。毎日起こっていることをせめて経験として刻み続けて少しでも進歩していきたいものですね!