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ひらまつオーナー
平松宏之(博利)氏に関する記事を読みました。
氏が創業した高級レストラン会社が上場し
現在はオーナー経営者兼シェフとして腕をふるっておられます。

不特定多数のお客様を相手にする飲食業はとっても難しいと思います。
高級レストランとなるとなおさら。チェーン店化するのは人の質が問われるからもっと難しい。

まったく人脈のない中フランスで修行を重ね、
その中で、社員に店を持たせようと経営者としてふるまうために氏がやったことは

「人とは?」「幸せとは?」「レストランとは?」を考えるために
ケインズの経営論、孔子荀子などの中国思想、プラトンやアリストテレスの哲学書を読んだそうです。
そこで出た答えを事業として実現したのです。

「お客様を喜ばせる料理人としての仕事も、
部下を幸せにする経営者としての社長業も、同じ自己表現なんです」

一回だけ行ったひらまつグループのレストランは素晴らしかったです。
それで心に留まっていたので。

「・・・とは・・・である」というのものを自分の価値観で見極める。
でもそれを継承しながら進化させる。これがとっても必要で今最も求められていることだと思います。