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ドイツの哲学者ヘーゲルは

「矛盾」について述べていることがあります。
人類の歴史は人間社会の歴史そのものですから、矛盾だらけなのですが、
その矛盾を解決したが故に新たな矛盾を抱える連続だったのでしょう。
だからこそ、超長期的には発展してきたことになると思います。


「矛盾は発展の原動力である」 
「矛盾とは対立物の同一である」

とはそのことを指すのでしょう。

いつも私たちは矛盾に苦しんでいます。

でも「解決できない矛盾はない」わけでありますが、

むしろ恐いのは「物の停滞や死は現状に満足している怠慢な精神が生み出す」
ことであり、矛盾があるにも関らずそれを無いと錯覚したり、無視したりすること
の方が問題である、というのです。


矛盾は問題と置き換えてもよいでしょう。

解決しても新しい問題が生まれます。矛盾・問題の解決こそが成長になります。

変化を求めましょう。先日書いた格好だけでなくて。