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県外出張。出会いや取引が拡がることはとてもうれしい。

出張中に読ませていただいた本のレポート。

鈴木ヒロミツの「余命三カ月のラブレター」

友人がいいよ、と貸してくれました。彼は調子悪いな、と医者に診てもらったら
余命三か月を宣告され、仕事を辞め、死への恐怖と体の痛みと闘いながら、家族と過ごし、妻と子どもへの感謝を本音ありのままを語っているところが感動的。
不摂生は自業自得。体に気をつけねばとの思いと命や家族の大切さ、人生の素晴らしさが心に響きます。

「余命三カ月のラブレター」読みたい人は以下読まないように!


以下転載。







「人生は楽しんでほしい」


皆さんとも、いよいよお別れのときがやってきました。
とっても残念です。死ぬのは悲しいし、寂しいし、怖いです。
それでも、ありありと死を目の前にし、それを受け入れるとこのときでも、僕は幸せだったと、はっきり言えます。美枝子に会えて、雄大に会えて幸せでした。そして、たくさんの方にお目にかかって、幸せでした。

最後に、一つだけ生意気を言わせてください。
この本を読んでくださった方に、心からのお願いです。
皆さん、これからの人生を、どうか、楽しむために生きてください。
笑って、笑って、腹の底から笑って、心の底から楽しんで生きてください。
人にはそれぞれ願いがあると思います。愛する人と一緒に生きたいとか、お金を稼ぎたいとか、何か自分が生きたきた証を残したいとか、人の役に立ちたいとか、さまざまな思いがあるでしょう。もちろん、いやなことだって、たくさんあるでしょう。

でも、生きる目的が何であれ、僕は楽しんでほしい。楽しもう、楽しもう、と思い続けてほしい。

だって、人生は楽しいものですから。本当に楽しいものですから。
だから、どうか、楽しむために生きてください。
それが、皆さんへの、僕の最後のお願いです。
長い間ありがとうございました。

ここでひとまず長いお別れになりますけれど、いつの日か、またどこかで、きっと、お目にかかりましょう。