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読売新聞社の年間連続調査「日本人の結婚観」に関して興味深いデータが出ました。
記事に基づく要旨はこうです。

「女性は結婚しなくても幸せな人生をおくることができる」55%
「そうは思わない」は39%

1978年の調査
「女性は結婚しなくても幸せ」26%
「反対」50%

「結婚したら男性は仕事、女性は家庭のことに専念するのが望ましい」30%
「そうは思わない」は68%

「男性は仕事を追い求め、女性は家庭と家族の面倒をみる方が互いに幸福だ」
78年「賛成」71%、「反対」22%


「人は結婚した方がよい」65%
「必ずしも結婚する必要はない」の33%

「結婚した方がよい」は、5年前の03年の54%から11ポイント増え、結婚は望ましいと考える人が急増した。

以上です。

渡辺淳一の結婚観は、 「若さと性欲に血迷ってするもの(男の場合)、世間体で仕方なくするもの(女の場合)、のどちらかでしかない」

と言っています。その面もあるでしょう。偉人の結婚に関する名言は本能のなせる業で、かのアインシュタインも娘に求婚して断られてその母親と結婚したという驚くべきエピソードがあるのだから。

とはいえ、結婚観自体はごくごく普通の結果で少し安心です。欧州は事実婚も多いと聞きます。「人間は自由であるべき」と考える私はどちらでもいいものですが、日常生活そのものの結婚観自体どうなのかをいろんな事例をお聞きしながら頭に入れておきたいものです。