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今日は東京から高知までの移動日。
高知は同じ四国でも独自色が強いところ、といってもひっそりしててなかなか
経済環境は厳しそう。

さて、高知では同業組合の四国での総会がありましたがそこでの業界紙編集長の話をメモがわりに。

講演の内容は日本と世界の鉄鋼業界の話です。


・鉄鋼原料+鋼材の急な価格上昇は、BRICsの需要拡大にある。
 むろん、サブプライムと投機も原因である。
 ちなみにBRICsの共通点は人口・資源大国である。
・ここ10年で日本の高炉はスクラップ購入消費を三倍に増やした。
・全世界的粗鋼生産は落ちる要素は現時点では、ない。
・ということは、その他原油・穀物も同様の見方をする。
・同業者は五年前の相場の発想で経営をしている。転換を図れ!

講演のあと、質問すると講師はおっしゃいました。
「経営者は得意分野で勝負しなければならない」
「物事を信用するのは自分の目で見て、自分が理解してからである」
「友好関係は最大の防衛。レアメタルの状況を考えても日中友好は国家戦略でなければならない」

おっしゃるとおりです。
業界のプロとしては私はまだまだ通用しませんね。反省。