1/6

今年も縁ある人々から年賀状及びあけおめメールをいただきました。
本当にありがとうございました。

いろんなおもしろい年賀状もあれば、一秒で来たことを確認するだけの年賀状もありました。もちろん「来た」ことに意味があって、没個性は当たり前で常識的で無難な素晴らしいことだと思います。自身に欠けていることなのかもしれません。


ウィキペディア(Wikipedia)によると、年賀状の習慣はやはり明治時代からだそうです。日本人の伝統や習慣は、結構明治以降に一般化したものが多くて、昔はよかった的なことの根拠を問うことは今後も必要となってくるでしょう。

年賀状は奈良時代くらいから新年の年始回りから、遠方などの人への年始回りに変わるものとして書状で行うようになったのが起源。

明治になって、年始の挨拶を簡潔に安価で書き送れるということで葉書で年賀状を送る習慣が急速に広まり、明治20年頃になると年賀状を出すことが国民の間に年末年始の行事の1つとして定着したそうです。

日本人の好きなのは簡略化。手間を省くことは危険なことも多いので注意が必要ですが、必要な簡略化は今後も行われていくでしょうし、そうすべきです。

さて、
年賀状を出すことは私個人としては、本来の新年挨拶とともに、次の意味を持っています。

①差出人の自己満足として送るものであり、「返り年賀」は求めない
②差出人の消息を知らせること
③新年への気分一新・決意、コンセプトが含まれた内容にすることで自身を奮い立たせること

いずれにしても良くも悪くも、他者に学び、自分も良くも悪くも他者の「他山の石」になれたら幸いです。