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2007年の世相を表す「今年の漢字」に「偽」が選ばれました。

食に対する「偽装」の発覚、年金記録や政治資金を巡る言葉の軽さ、
ホントに残念な漢字ですね。
物事は以外と本質を捉える言葉が少ないもの。事象はそれこそ日常のあらゆる出来事の中にちりばめられているのに気がつかなかったりします。

それに関連してか今日こういう話が出ました。

「真の優しさ」とは何かということ。
優しいことは良いことだけど、
自信のない優しさは決して隣人への配慮どころか甘やかしであるし
信頼関係のないことを証明してしまう。
隣人のために諫めて忠告することが真の優しさだったりします。

理想は、隣人のためにこころを尽くすことであり、それが「優しさ」なのですが、
自分のことさえ出来ない人が、隣人のことを考えることは結局どっちつかず、
その隣人にかえって迷惑をかけるかもしれません。

人間のもっともシンプルなルールはこれ、「人に迷惑を掛けない」ことにあります。

そのために、まず自分がなすべきことをやって、隣人の配慮をする優先順位を改めて認識したのであります。