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竣工式、関係者社員合わせ約180名が参列しました。
お客様お忙しい中、誠にありがとうございました。
社員のみんな大変おつかれさま。


以下、竣工式の私の挨拶を転送します。現場の内容はその通りにはいきませんでしたが。


竣工式挨拶2006/11/05


 本日は大変お忙しい中にもかかわりませず、竣工式をご案内させていただきましたところ、大勢の方にご出席をいただきましてまことに有難うございます。まずはもって本来社内的行事である神事にお付き合いいただくことに対しましてお詫びを申し上げますとともに、皆様に貴重な時間を頂戴することに改めてこころから感謝申し上げる次第でございます。
 さて、当社工場は1968年(昭和43年)に開設して以来38年目を迎え、施設が老朽化しておりました。また、顧客をお待たせしないレイアウトの変更の必要性、危険物施設等コンプライアンスの徹底、そして社員への福利厚生の整備を図ることを目的とし、1年余りの工期の後、この度竣工の運びとなりました。
 私どもの業界は製品による差別化が難しい業界でございます。創業時は当社の名前にある「資源」とは当社の主要製品である「再生資源」を指していたのだろうと思います。しかしながら、「資源」はモノ・金だけではなく、経営資源そのものである、そのなかで、それに関わる「人」によってこそ生み出され、価値を持つわけでありまして、私の社長就任を機に

「人を大切にする人づくり」の会社でありたいと願い、

当社の経営理念を

『みきしげんの「資源」は「人」。』

と定めました。

また、そのベースは「顧客満足」でなければならない、とも定めました。

 私どもにとって「顧客」とは、仕入先であり、販売先であり、顧問先、協力業者、金融機関など直接取引させていただいているお客様にとどまらず、地域や国、社会や環境に至るまで当社ひとりひとりとの何かのご縁で結ばれた関係ある方すべてを指すのではないでしょうか。私どもはそうありたい、そうでなければならない、と思っております。

 竣工式は、私どもがありのまま、まことまごころ、手づくりの設営をさせていただきました。当社にとって誇るべき設備は何もありません。ありきたりの設備でございます。
 しかし、日頃ご愛顧いただいております皆様への恩返しのため、この新工場とともに、それ以上に、私ども自身が変わります。そして当社がここにいらっしゃる皆様とともに飛躍するきっかけとしたい。その機会がこの竣工式である、という私どもの気持ちを受け取っていただければこんなにうれしいことはありません。
 最後に、今回の式典の趣旨によりましてお祝い事の受け取りを辞退させていただいた非礼をあらためてお詫び致しますとともに、今までご支援・ご指導いただきました皆様のお陰で本日を迎えたことを社員・グループ一同改めて認識するとともに、本日ご臨席の皆様にこころより感謝を申し上げてご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

三木資源株式会社
代表取締役社長 三木康弘