叔父の詠んだ歌1/31食卓が魚と芋に暮れし日々読経は我をそこに還しぬ今あるは父の手垢と潮の香の沁みたる釣具もそのひとつなり今あるは母の汗した三段の小さな畑もそのひとつなり叔父の詠んだ歌。亡くなった祖父と祖母への想いです。