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世界で最も成功した起業家、マイクロソフト(MS) ビル=ゲイツ会長が
経営から退いて慈善事業をすることが大きなニュースとなりました。

何故慈善活動に軸を移すかとの問いに、氏曰く、

「MSの成功で幸運にも稼いできたお金は最善の方法で社会に還元すべきだとずっと思ってきた。子どもが自分の力とは関係なく、大きな財産を手にするのは本人にとっても社会にとってもいいことじゃない。」

事業で得た利益は社会に還元する、という家の教えを守り、恵まれない人を助ける大切さを両親から学んでいることは素晴らしいです。

氏は設立した財団をもって行う慈善事業の中で特に最貧層への支援をするそうです。

ただし、この慈善事業は今後、収益事業になる可能性もありそうな気がします。
何故なら著名投資家ウォーレン・バフェット氏もこの財団に寄付をしますし
大きな力を持った財団が資産を投資したり運用したりして、慈善事業の発展とそれを支援するための企業への投資がいい意味での社会を変えていく影響力を持つ気がしてなりません。

日本のお金持ちにそういった人がもっと出てくることと、それを支援する税制が求められます。