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一度業界らしいこともいいか、と思いまして再生資源の昨今の状況を書きます。
ご存知のとおり、
再生資源価格が昨年秋の世界的な金融危機とそれに伴う景気後退によって
暴落しました。これがほぼすべての資源の種類に傾向として出てきております。
資源業界に居ながらそのメカニズムを意識していなかったですけれども
今回は実体験をしながら意識することができました。
素材産業は製造業に原材料を供給する大事な産業ですが、
肝心なのは
再生資源は「発生品」であるので量的調整をすることが出来ない、ということです。
一方、メーカーは発生品を「原料」として購入しますが、需要に応じて生産せざるを得ませんから、需要が減ると生産と購入を減らします。すなわち量的調整が出来るのです。
だから、その需要と供給が不均衡になった時点で価格は大きく変動します。
しかも素材マーケットは世界的に同時期に動きます。それは先物取引という投機的な動きと為替という通貨の相場とそして需給によって。
今回の金融危機への業界への影響は、金融技術のつまずきを発端として、実需経済に世界的な影響が広がり、昨年前半までの原料の先高感、需要増見込が一転反転し、「販売・生産・購入・発生」すべてが急減した、ということにどうもなっているみたいです。
最近、冴えない動きの中で気になるのは「金」これが急騰しています。
「有事の金」ということになってきたのでしょうか?
http://www.sumitomo-gold.com/price/graph3.html
一度業界らしいこともいいか、と思いまして再生資源の昨今の状況を書きます。
ご存知のとおり、
再生資源価格が昨年秋の世界的な金融危機とそれに伴う景気後退によって
暴落しました。これがほぼすべての資源の種類に傾向として出てきております。
資源業界に居ながらそのメカニズムを意識していなかったですけれども
今回は実体験をしながら意識することができました。
素材産業は製造業に原材料を供給する大事な産業ですが、
肝心なのは
再生資源は「発生品」であるので量的調整をすることが出来ない、ということです。
一方、メーカーは発生品を「原料」として購入しますが、需要に応じて生産せざるを得ませんから、需要が減ると生産と購入を減らします。すなわち量的調整が出来るのです。
だから、その需要と供給が不均衡になった時点で価格は大きく変動します。
しかも素材マーケットは世界的に同時期に動きます。それは先物取引という投機的な動きと為替という通貨の相場とそして需給によって。
今回の金融危機への業界への影響は、金融技術のつまずきを発端として、実需経済に世界的な影響が広がり、昨年前半までの原料の先高感、需要増見込が一転反転し、「販売・生産・購入・発生」すべてが急減した、ということにどうもなっているみたいです。
最近、冴えない動きの中で気になるのは「金」これが急騰しています。
「有事の金」ということになってきたのでしょうか?
http://www.sumitomo-gold.com/price/graph3.html