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朝、お墓参り。川内のパン屋「パパベル」で朝食を買う。
その後雑務。散髪。買い物。

教育基本法改正問題について報道されてましたね。

「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する」。

これが「愛国心」についての自公の合意した表現です。
国は国家機構を指さないことが明記されていますが、それでも国境なき世界を求める私としては、内容が後退したように思えてなりません。


筑紫哲也

(愛国心は)
「何よりも誰が見ても正しいと思うこと、それを逆に使い方によってはとんでもない力を持ちかねない」

「異論や異議申し立てについて、それは愛国的ではないと決め付けられればだんだん人が物を言いにくくなるとか、あるいは、愛国者をみんな名乗っていないと物が言いにくい、肩身が狭いというような世の中を作りかねないこともある」

「ナショナリズムにそれが転嫁して国家が国民に向かっていろんなことを強制するというそういう事態を招きかねないという恐れがある」


「君が代や日の丸についてもそういうことに近いことが事実起きている」

「愛国心というのは、なるだけ自分の中から育っていくものではないのでしょうか。」


銀河英雄伝説のヤン

「国家が細胞分裂して個人になるのではなく、主体的に意志を持った個人が集まって国家を構成するものである以上、どちらが主でどちらが従であるか、民主主義にとって自明の理でしょう」

「人間は国家がなくても生きられますが、人間なくして国家は存立しえません」

「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いを続けるより、まず、その種の寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか」


 小泉がそれなりの計算のもとに、アジア外交へ対するスタンスを明確にしていることそのものを百歩譲ったとしても、中国・韓国との険悪な政治的外交関係内容は全く評価しません。国益を損なうことを政治家がするのは愛国心が欠けるともいえます。

政治家や社長という「権力者」が主張する「愛国心」や「愛社心」は怪しげです。
これはやはりなるだけ自分の中から育てていくものですね。

もちろん私は、「日本」も「もっとリサイクル」も好きですよ。悪いところ、おかしいところはいっぱいありますが。

出来が悪くてもみんなでよくしていけばいいし。
それが出来てないのを人のせいにはしなければいいですし。