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11/3の日記「トップの共通点」に関して質問がありました。

戦後の混乱の中からのし上がっていったような創業者社長は同じ様なキレイ事から仕事をしているのか?
現代の「ボンボン」世代のひ弱な経営者ばっかりの結果、日本経済の混乱をまねいているとしたら、その話はほんといいのか?

なるほど!そういう視点もあったか。という質問をいただきました。

一言で言うと時代の違いで、戦後の混乱期は、まがい手段で財産を築いた人は多いかもしれません。 創業者社長は、死ぬか生きるかの中でやってきたから、まずは生きる、そのためのお金を大事にするために手段は選ばずというのも理解できます。

一方現代は、情報の伝達が早い社会だし、世間の一定の信頼評価をもらいながら、会社の規模に応じた社会的責任を取らないと かえってマイナスになりますよね。

社会の建前はそのあたりにあって、建前の整合性があって、成り立ってないとうまくいかないでよう。むろん本音は会社と自分の利益にあるわけですが。
その本音の部分でも打算という意味で長期的な利益を求めていたりしますし。

偉い人・地位の高い人・お金持ち の人たちはその手段として、非合法方法をとってきた悪い人ではないのか? ということですが、確かにその面がまったくないとはいえません。事実はわかりかねますが。

社会貢献は「私利私欲」を捨てることにある、という信念を持っている人も多いのではないか、というのが私の数少ない経験にあります。

これからは商売にしたたかな世界の人々を相手にしているわけですし、
欧米のビジネスパーソンと比べたら日本人は得意分野とそうでない分野はやはり存在します。

現実を見据えて理想を見失わない、そうした視点が必要だと思います。

といいながら私も日常ホント余裕がありません。理論だけでは駄目なのだから。