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面接五人。
来春卒業予定の面接をしました。
働くこととは何か。仕事によって何をしたいのか。
自分の経験と能力をどう活かしたいのか?
お聞きすることは決まり切ったことかもしれませんが、
経験がない新人に対して、また経験者が語る会社の将来に対して、
期待感を感じさせる努力をお互いにしなければなりません。
「下流志向」
内田樹著の感想文
今日本が格差社会に移行している、すなわち階層化が進んでいるのではないか、といった議論がなされていますがこの原因は市場原理・経済効率至上主義にによるものです。
しかし、日本が平均的に豊かになっている現時点で機会の公平を維持する社会は何とか保たれているなかで、日本の特徴は「学び」と「労働」そして社会で成功する機会を子どもたちや若者が自ら放棄し、意識的に下流を志向しているのだという事実がこの本の衝撃的内容であると思います。それは彼らのやる気や環境を原因とするよりも、まともな生活を営むうえでの能力が欠落している状況があるということです。
ライブドアの堀江元社長の信条はニートの支持を集めました。すなわち「最も少ない労働で、最も多くの利益を出すこと」「最も少ない努力で最大の成果を得ること」を最高だとする価値観です。
「役に立つか役に立たないか」「得か損か」を中心に物事を考えることはとても危険です。
世の中の出来事やものは必然のものです。
経営者は「何故勉強するのか」「何故働くのか」ということに明確に答えられない人々を雇用し、育て会社を発展維持していかなければならない困難さがあります。経済合理性に基づいて、等価交換原則に従って学びや労働を拒否していることが世の中の最終的なものではないということを実感してもらう努力をしなければいけません。
つまり、勉強すること働くことのメリットを示しながら、直接メリットがないものでも取組む価値があるのだ、ということを工夫しともに学んでゆかねばなりません。
面接五人。
来春卒業予定の面接をしました。
働くこととは何か。仕事によって何をしたいのか。
自分の経験と能力をどう活かしたいのか?
お聞きすることは決まり切ったことかもしれませんが、
経験がない新人に対して、また経験者が語る会社の将来に対して、
期待感を感じさせる努力をお互いにしなければなりません。
「下流志向」
内田樹著の感想文
今日本が格差社会に移行している、すなわち階層化が進んでいるのではないか、といった議論がなされていますがこの原因は市場原理・経済効率至上主義にによるものです。
しかし、日本が平均的に豊かになっている現時点で機会の公平を維持する社会は何とか保たれているなかで、日本の特徴は「学び」と「労働」そして社会で成功する機会を子どもたちや若者が自ら放棄し、意識的に下流を志向しているのだという事実がこの本の衝撃的内容であると思います。それは彼らのやる気や環境を原因とするよりも、まともな生活を営むうえでの能力が欠落している状況があるということです。
ライブドアの堀江元社長の信条はニートの支持を集めました。すなわち「最も少ない労働で、最も多くの利益を出すこと」「最も少ない努力で最大の成果を得ること」を最高だとする価値観です。
「役に立つか役に立たないか」「得か損か」を中心に物事を考えることはとても危険です。
世の中の出来事やものは必然のものです。
経営者は「何故勉強するのか」「何故働くのか」ということに明確に答えられない人々を雇用し、育て会社を発展維持していかなければならない困難さがあります。経済合理性に基づいて、等価交換原則に従って学びや労働を拒否していることが世の中の最終的なものではないということを実感してもらう努力をしなければいけません。
つまり、勉強すること働くことのメリットを示しながら、直接メリットがないものでも取組む価値があるのだ、ということを工夫しともに学んでゆかねばなりません。