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昨日の日記から、宿命と運命についてアドバイスをいただきました。
言葉はとっても大事なものです。よりはっきりするために定義をきっちりしたものに
するようにします。

占いでは、

宿命とは先天的なもので、本人の意思では変えられないもの

運命とは後天的なもので常に変動的なもの

とあるそうです。


GOO辞書では

宿命

前世から定まっており、人間の力では避けることも変えることもできない運命。宿運。

運命

超自然的な力に支配されて、人の上に訪れるめぐりあわせ。天命によって定められた人の運。


とのことです。

同様の解釈で、宿命は変えることはできないけれども未来の運命は変えられるということでしょう。

運というものはおもしろいもので、考え方や行動で運がついてまわることがあるようです。

あと、参考になったのはこの三人の名語録。

山本吉兵衛(資生堂8代目社長)
「宿命というのは前世からの決め事ですから、自分自身の努力によってどうにもなりませんが、運命は違います。運命は自分の努力があって開かれていくものです。」

ジョン・スチュアート・ミル (イギリスの社会思想家)
「人間の運命の大きな改善は、彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、絶対に不可能である。」


安岡正篤
「運命とは宿命にあらず、我より立つる立命でなければならない」

どんな人にも必ず“運命”はある。
人が与えられた“運命”に埋没して流され翻弄される生き方が“宿命”なら、
自らの使命を自覚しその使命を全うするため自らの手で運命を力強く変えていこうとする積極的な生き方、それが“立命”。

人は純粋で美しい意思の力によっていかようにも運命を好転させ切り開くことができる。


とのことです。より恵まれた人、より寛容で器の大きい人は多くの選択肢と優れた判断力で人生を切り開き、他人をも幸せにすることができるでしょう。

とはいえ既に多くの選択肢を持ってはおりませんが、それができる素地はまだまだ作り続けていくつもりです。