アジアのビル＝ゲイツの言葉。

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新聞を読んでいて
アジアのビル＝ゲイツといわれるインドを代表するIT企業の創業者
ナラヤナ＝ムルティ氏の言葉が引っ掛かりました。

「巨大な貧困を抱えるインドでは富の分配よりも富の創出が必要であり、
そのために起業してIT分野で欧米企業に勝る価値を提供できると考えました。」

「自分にとっての富とは、機会に恵まれた人間がそうではない大勢の人間の生活向上のために必死で働くこと。富は大勢の他者と分かち合ってこそ本来の力を発揮するのです。」

氏は「会社の財産は人材」と断言し、収益の５％を人材教育に投じ、利益の１％を貧困支援に投じ、仕事はトイレ掃除で一日を始めます。

彼を評した大前研一氏の言葉が分かりやすい。

「彼は21世紀のガンジーだ。貧困の解消というガンジーが見た夢が経営の根底にあり、ITを使って幸福な社員を実現しうることを自ら示してみせた」