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出張時はいつも本や雑誌を持ち歩いて雑誌は気になったところのみを
記しておいて後で捨てます。
ネタ帳とまではいきませんけど、なるほどと思ったことは記録に残しておくことが大事だと思っておりますので。

ベンジャミン・フルフォード氏(ノンフィクション作家)の言葉。

「儒教国の強みは、自分の身の回りの人(家族・組織に属する人々)を大切にすることである。組織内の上下関係を大切にし、若い人は年配者のことをよく聞く。」

「日本の会社は組織への忠誠心が強く、情に溢れている。が、短所は年配者の権力が強すぎて、保守的になることだ」

「キリスト教文化の西洋文明の強みは徹底した合理主義だ。年齢や立場を考えずにできる人を積極的に使う。見ず知らずの人を思いやることが出来ている。短所はエゴの主張による紛争の多さだ。ビジネスは利益を優先しドライ面がある。」

しかしながら、相反するかに見える東西でも共通する道徳観念があると氏は主張する。

それは論語の言葉。

「己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」(己所不欲、勿施於人)

自分が人からされたら嫌だと思うことは、こちらから決してしててはなならい
=自分がしてもらいたいと思うことは、自分から人にしなさい

「己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達すべし」(己欲立而立人、己欲達而達人)

自分がこうありたい、こうなりたいと思うことは、自分から人にやってあげなさい

自己啓発とはすべてこういうことを指します。
最近正反対の意見を持つ人の話を聞いてなるほどと納得したり、その人の立場を考えると(その考え方に賛成はしないまでも)理解できることが多くなりました。
もちろんまだまだ修行が足らんみたいですけど。