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白と黒、上と下、右と左・・・

人間である以上、まったく同じ考え方の人はいないものですが、
仮に、まったく合わない逆の考え方であっても納得してしまうようになりました。
それはその人の立場からすれば正しいのだということを理解したいと思うから。

どうも主体性がないのかもしれませんが、とりあえずの見解としては、

目的自体が大きく違わなければそのプロセスの違いに過ぎないのではないかと。

例えば、
政治的話題になって恐縮ですが、世界が平和になるにはどうしたらいいか。

それは軍事力は平和の妨げなのか、平和の維持に必要な力なのかの見解によって変わってきます。理想に向かって進む方向がストレートであるべきか、現実を見据えてバランスの上で行われるべきものなのか。

何かを行動することによってすべてよし、ということはほとんどありません。
全員賛成で行うことはそれなりに納得できるのだけれど、そうであればこそすべきでない、という意見実践があったりしますから。

そういう実例が日常を刻んでいく中でたくさんあります。

逆もまた真なりということは、それがヒントとなって、新しい第三の案をつくり、実行することができたり、いい意味で気持ちや考え方が変化していくきっかけになることです。

違うものや考え方を理解しようと努めることは人間愛に繋がる。この考え方についてはそう間違いはないでしょう。おそらく。