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一週間くらい前のニュースですが、日本にとっては大きな動きですね。
地球温暖化の速度を少しでも和らげるための全世界的取組みが急務であることは
「不都合な真実」のヒットをひとつの契機として、人々の認識度が上がっていますよね。
科学的論拠は完全ではないものの、今までの消費を続けることは絶対に地球と人類に大ダメージが起きることは明らかのようです。
日経新聞より以下引用です。
商品にCO2排出量表示・経産省が小売り大手と連携
消費者が店頭で買う商品をつくる過程で排出した温暖化ガスの量を商品ごとに表示する制度の普及に向け、経済産業省と民間企業が取り組みを始める。イオンやセブン&アイ・ホールディングスなど小売り大手と今年度中に指針をつくり、各社が来年度にもまず自主企画商品に採用する。温暖化ガスの排出量表示で企業に地球温暖化対策を競うよう促すとともに、将来、温暖化ガスの削減費用を商品に課金するといった基盤の整備にもつながる。
二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出量表示は「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれ、欧州で普及しつつある。経産省は温暖化対策に有効と判断。6月初旬にも産業構造審議会(経産相の諮問機関)の環境小委員会で導入に向けた研究会の設置を決め、具体策の検討に入る。
以上引用終わり。
ということで、政府の政策にもある「低炭素社会」の実現には市民も事業者もすべての人々の参加意識が求められます。日本人の生活水準で全世界の人々が暮らしたら地球が二個必要だ、なんて話もありますし、私とて3リットルのクルマに乗り、飛行機を63回(くらい)乗ってる(昨年)人間は低炭素社会からは完全な失格者に違いありません。
そのためにも、「環境にいいこと、社会のためになることは気が付いて実行可能なことはとりあえずやってみる」ことの重要性は最近のブログで触れたとおり。
ただし、今回の記事でもう二つ気づいたことを書きます。
一つ目は、ビジネスモデルの発信地は欧州であり(場合によっては米国)であるということ。ISOにしても排出権取引にしても、日本人は こんなもんが… と思ったに違いありません。日本人は既存の製品やサービスの質的向上や改善を得意とするけれども新しいものを創造することは苦手なんでしょうか?
この傾向はしばらく続くと思われますので、なかなか見てませんがBBCやCNNを見てトレンドを知ることも大事だと改めて思いました。
二つ目は「環境ファッショ」的なものには要注意ということ。過度な愛国心を要求するように、「お国のため」ならぬ「地球のため」には何をおいても優先せよ、なんてことになればちょっとやりすぎになってしまいます。もともと人間は貴重な資源や生あるものを食さないと生きていけない「罪」をもっているのだから地球に生きる一生物として謙虚に、かといって他人に押し付けず生きていくべきでしょう。
その生き方は技術的なものも含めいろんな方法がありますでしょうから、それは急ぐのだけれど模索が暫く続きそうです。それを早くキャッチしなければ!
一週間くらい前のニュースですが、日本にとっては大きな動きですね。
地球温暖化の速度を少しでも和らげるための全世界的取組みが急務であることは
「不都合な真実」のヒットをひとつの契機として、人々の認識度が上がっていますよね。
科学的論拠は完全ではないものの、今までの消費を続けることは絶対に地球と人類に大ダメージが起きることは明らかのようです。
日経新聞より以下引用です。
商品にCO2排出量表示・経産省が小売り大手と連携
消費者が店頭で買う商品をつくる過程で排出した温暖化ガスの量を商品ごとに表示する制度の普及に向け、経済産業省と民間企業が取り組みを始める。イオンやセブン&アイ・ホールディングスなど小売り大手と今年度中に指針をつくり、各社が来年度にもまず自主企画商品に採用する。温暖化ガスの排出量表示で企業に地球温暖化対策を競うよう促すとともに、将来、温暖化ガスの削減費用を商品に課金するといった基盤の整備にもつながる。
二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出量表示は「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれ、欧州で普及しつつある。経産省は温暖化対策に有効と判断。6月初旬にも産業構造審議会(経産相の諮問機関)の環境小委員会で導入に向けた研究会の設置を決め、具体策の検討に入る。
以上引用終わり。
ということで、政府の政策にもある「低炭素社会」の実現には市民も事業者もすべての人々の参加意識が求められます。日本人の生活水準で全世界の人々が暮らしたら地球が二個必要だ、なんて話もありますし、私とて3リットルのクルマに乗り、飛行機を63回(くらい)乗ってる(昨年)人間は低炭素社会からは完全な失格者に違いありません。
そのためにも、「環境にいいこと、社会のためになることは気が付いて実行可能なことはとりあえずやってみる」ことの重要性は最近のブログで触れたとおり。
ただし、今回の記事でもう二つ気づいたことを書きます。
一つ目は、ビジネスモデルの発信地は欧州であり(場合によっては米国)であるということ。ISOにしても排出権取引にしても、日本人は こんなもんが… と思ったに違いありません。日本人は既存の製品やサービスの質的向上や改善を得意とするけれども新しいものを創造することは苦手なんでしょうか?
この傾向はしばらく続くと思われますので、なかなか見てませんがBBCやCNNを見てトレンドを知ることも大事だと改めて思いました。
二つ目は「環境ファッショ」的なものには要注意ということ。過度な愛国心を要求するように、「お国のため」ならぬ「地球のため」には何をおいても優先せよ、なんてことになればちょっとやりすぎになってしまいます。もともと人間は貴重な資源や生あるものを食さないと生きていけない「罪」をもっているのだから地球に生きる一生物として謙虚に、かといって他人に押し付けず生きていくべきでしょう。
その生き方は技術的なものも含めいろんな方法がありますでしょうから、それは急ぐのだけれど模索が暫く続きそうです。それを早くキャッチしなければ!