1/25

取引先の創立100周年記念式典に招待されて出席させていただきました。

日本の法人は設立されて
1年で60%残り、
3年で40%
5年で15%
10年で5%
30年で2%
50年で0.7%
100年残る会社はわずか0.03%だそうです。

設立時期の判別や法人個人の別もありますから、正確な数字かは?ですけれども
100年残る会社には何か学ぶものがあるはずです。

この会社については、社長も社員も招待客もそれぞれの立場で理由を述べておられました。これは会社が続くコツというものかもしれません。

・物事をシンプルに考えること(物事をシンプルにしか考えないこと)
・お客様に会社の利用価値があると思わせること
・変えてはいけない理念と変えなければいけない変化が共存していること
・人が嫌がること、手を出さないことをやること
・「働いてやってる」社員から「自主的にやる」社員がいることまた、その環境を整えること
・非効率であるかもしれない「まごころ」をお客様に伝えること
・深く考えず、本能的動物的感覚を大事にすること

どれもそうだな、と言いながら実行は難しいかもしれませんが、それを実行しているから100年続いたのですね。

「七転八倒で運があるだけ」と仰った社長ですが、

「運が良かった」という人は
本当の実力を持っているか
運を呼び寄せるための種まきをしているかの
どちらかあるいは両方を持っています。

何もせず運というものは来ません。運がいい、ことはとっても大事だけれど何かやったことによる結果の良し悪しにすぎません。だから運は大いなる実力なのです。

だから強運の持ち主に学ぶことは損はありませんし、その実力に学ぶべきなのです。

ファンが多い不思議な会社です。当社も今、まさにそのようになる会社にする環境を整えるいい時期、それが厳しく問われる時期です。